楽毅

諸葛亮が手本としたといわれる紀元前3世紀頃の名将・楽毅の生涯。中山国滅亡から斉に攻め込む辺りが面白かった。
宮城谷作品の主人公は清廉潔白な人であることが多く、それに対して悪役はいつもどうしてそこまで能無しなのか!というぐらいの悪役で、楽毅でいうなら中山王、斉の湣王、燕の太子あたりがそれにあたるが、これが徹底しているのでいつも楽しい。

楽毅〈1〉 (新潮文庫)

楽毅〈1〉 (新潮文庫)

楽毅〈2〉 (新潮文庫)

楽毅〈2〉 (新潮文庫)

楽毅〈3〉 (新潮文庫)

楽毅〈3〉 (新潮文庫)

楽毅〈4〉 (新潮文庫)

楽毅〈4〉 (新潮文庫)