初京極堂。期待通りにオカルティックな内容だった。やたらと分厚い本だったが、原因は京極堂の説明がやたらと学を衒っていて長い(意図してやってるらしい)のと改行が多い(計算されてるらしい)からなので、説明文を適当に流して読みさえすれば早く読み終わるのにそんなに時間はかからないのだった。全体に雰囲気があってよかったが、美馬坂研究所は重要なのはわかるが、名前も存在もバランスが悪かったように思う。
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/09/08
- メディア: 文庫
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