戦国時代最大の事件である本能寺の変について、時系列を追って解説する本。それだけ?と思うほどそれだけ。著者の説で目新しいことといえば太閤記などでは「毛利方への密使が捕まった」ことにより秀吉に情報が伝わったとされている点が、光秀は「秀吉に助力を請うつもりで連絡した」のではないか、というくだり。こういう今まで知らなかった発想があると楽しいが、それ以外は丁寧な解説に終始していて少し残念。
- 作者: 樋口晴彦
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2008/07
- メディア: 新書
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