世界中がアイ・ラヴ・ユー

監督・脚本:ウディ・アレン(1996 米)
出演:ウディ・アレンアラン・アルダゴールディ・ホーンドリュー・バリモアルーカス・ハースナターシャ・リオンエドワード・ノートンナタリー・ポートマンジュリア・ロバーツティム・ロス
内容:弁護士一家の恋愛
恋多き家族の物語をミュージカル風にした作品。その家族は複雑な関係で、弁護士とその妻、息子が一人と娘が四人で、そのうち一人は妻の前夫との子でその前夫がウディ・アレンで今も弁護士家族と仲良し。物語はつまるところ別れた妻を忘れられないウディ・アレンの話なのだが、そこに行き着くまでに弁護士家族の娘たちとウディ・アレンが恋のさやあてに奔走したり息子がタカ派だったのは病気だったというエピソードがあったりと忙しい。
本来ミュージカル映画というのは押し付けがましい感じがあまり好きではないのだけれども、この作品は男も女も犯罪者も死人も歌って踊ってハッピー!という昔のウディ・アレンぽいお気楽さが感じられたので良かった。
ちなみにあまり好きでないというとジュリア・ロバーツが私はどうにも好きでなくて、わりと何本も出演作は見ているのだけれどもあまり良いと思ったことがなく、なんだか大雑把な顔の人だなあぐらいにしか思っていなかったのだが、今回はなかなか美人に思えた。なぜかは知らない。