青いうた〜のど自慢青春編

監督:金田敬(2005 日)
出演:濱田岳冨浦智嗣落合扶樹、寺島咲、斉藤由貴
内容:若者がのど自慢に出る
全体にタイトル通り「青い」話で、おおむね「木綿のハンカチーフ」+αと考えて間違いない。と思っていたら最後にかかった。ただ話の広がりはほとんどない。こういう映画は筋が元元わかりきっていて、それでも見られるのは広がりが楽しいからだったりするのだがこの作品にはそれがないので残念。
それから気になるのが東京の描き方で、漫画喫茶の使い方としてあれほど間違った使い方というのもないだろうし、田舎と対比する必要上こわいところであると印象付けようとしているんだろうけども実際はそんなにこわいところではありません。
あと最後の方で主人公が落ちぶれていくか故郷に帰るか考えている分岐点のような場面で、やっぱりこっち!と反対方向の電車に乗る場面があるがあれはたぶん東急世田谷線で、(どっちがどっちかは忘れたが)三軒茶屋に行くのも下高井戸に行くのもむつに帰るのにはたぶん東京駅に行くんだろうからどちらからでも大して変わらない気がする。