過去の事故により記憶が80分しか残らなくなった数学者と家政婦とその息子の交流。現実感がない話を阪神タイガースが繋ぎとめている感じ。焦点をずらさないようにするためか博士周辺の核心に迫る話はなく、におわせる程度に止めているせいかドラマチックな展開はなし。普段読まないような話なのでまあ面白かった。
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/11/26
- メディア: 文庫
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過去の事故により記憶が80分しか残らなくなった数学者と家政婦とその息子の交流。現実感がない話を阪神タイガースが繋ぎとめている感じ。焦点をずらさないようにするためか博士周辺の核心に迫る話はなく、におわせる程度に止めているせいかドラマチックな展開はなし。普段読まないような話なのでまあ面白かった。