幻色江戸ごよみ

江戸時代を舞台に怖い話と人情話をうまく織り交ぜた作品集。闇=人外の世界、という考えが否定されなかった時代の、人の心の闇の部分を突いた話が多いというかほとんどで、個人的には結末をぼかしてある「庄助の夜着」が面白かった。

幻色江戸ごよみ

幻色江戸ごよみ