ムーラン・ルージュ

監督: バズ・ラーマン(2001 米)
出演:ユアン・マクレガーニコール・キッドマン
内容:パリに出てきたイギリス人がムーラン・ルージュの花形スターに惚れる
ムーラン・ルージュは「赤い風車」という意味のフランス語で、今も実在するキャバレー。そこを舞台に夢に生きる男と現実に生きる女の、ありていに言えばよくある恋愛話。特定の時代を舞台にする場合はその時代の流行歌を流すのが定石にもかかわらずこの作品では現代のポップスを使用しており評価の分かれるところかと思うが、衣装や舞台は豪華で楽しい。またスピード感のある目まぐるしい映像はこの監督の特長なのかもしれないが、舞台が1900年でなければ大して効果的でないような気がしないでもない。ちなみにトゥールーズロートレックをはじめ登場人物の何人かは実在の人物らしい。