2006-04-28 刀と首取り 本 新書 刀と首取り―戦国合戦異説 (平凡社新書)作者: 鈴木真哉出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2000/03/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る日本の武器の代表格といえば日本刀。でも本当に昔の人たちは刀で斬りあっていたんだろうか?という疑問から主な目的は首取りにあったのだよ、という説だがその結論に向かって説明しているようなきらいがないでもない。 戦国時代に槍や鉄砲が主武器であったことはそんなに取り立てていうほどのことでもなく、即ち日本刀=首取り道具というのも無理がある。あと日清戦争だか西南戦争だかで修理に関わった刀工の話を引き合いに出していたが、その刀工がその戦争で使用した刀全てを引き受けたわけでもなかろうに、と思わずにはいられない。