最近江戸川乱歩の本を引っ張り出してきて読んでいて、勿論面白いのですがなんというか全部ではないにしても理に落ちすぎている。それはそれで好きなのですがもう少し不条理というか理に落ちない方がより好みなんだよなーと思っていたら本屋で見つけたこの一冊。
杉浦日向子の漫画て初めて読むわけですが、いろんなものがちょうど良い塩梅で小泉八雲の「茶碗の中」と同じ方向に(あれは説明が多すぎるようにも思いますが)向かっているようで好き。まあ、この本だけなのかもしれませんが。
- 作者: 杉浦日向子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1995/11/30
- メディア: 文庫
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