SPACE SHOWER TV BLUES NIGHT LIGHTNING IN A BOTTLE

皮切りはデキシード・ザ・エモンズ。相変わらずのキレだが、ワンマンではないので会場のノリは今一で、やりづらそうに見えた。やっぱり今日は真っ当なブルースファンが多いのか。
二つ目は名前失念。近藤房之助みたいないい声だったが正直つまらんかった。話し方も気持ち悪い。わざわざ前に行ったのに。全員帽子かぶってたし、水をこぼしていた。主張も寒い。ベースの音もほとんど聞こえなかった。
三つ目はタッカーというDJのような人。いろいろ演奏してるのは面白かったけど、スクラッチは好きじゃないというか、必要性を感じない。ヒップホップ(というのかどうかよくわからないが)はいろんな音楽を取り込めるというのはよくわかったが、全部似たような感じになっちゃうようで、やはりあまり興味をもてない。もしかしたらそう思ってしまうのはこの人の力量によるものなのかもしれないが、不勉強の為それすらもどうなのかよくわからないのが正直なところ。
四つ目はスクービドゥー。デキシーに似ているが、それでいてバカを少し減らしてもっとソウルフルにした感じ。ドラムはアフロ。かっこよかった。デキシーと違い会場がのっていたのはバンドの力量の差というよりは期待感の差が大きいように思う。デキシーはトップバッターなので期待感も大きく、スクービドゥーは前2つがしょぼかったのでここでいっとくか、みたいな。
で、ラストは吾妻光良とスウィンギン・バッパーズ。いわゆるビッグバンド?で、ここにきてようやくガチガチのブルース。でもギターの音はわりと尖った感じでよかった。ブギ。
全体的には照明の切り替えの遅さとかハッチーのスティック供給の遅さとか、ライブハウス側の手際の悪さが目立ったように思う。あとライブ前にバースペースでハッチーを見つけた。うちのミスタがとてもくだらないことをやっているのを見て笑っていたようだった。しめしめ。