行ってきましたトヨタカップ

今更ですがトヨタカップは南米王者と欧州王者が激突し、言わばクラブレヴェルのトップを決めるもので、サッカーファンなら思わず「有難うトヨタ!」と言ってしまうような大会。そして25回目の今年が最後の開催なのですが、なぜか昨年は南米・欧州ともに知名度からすると二流のポルトガルFCポルトと三流のコロンビアのオンセ・カルダスが勝ちあがってきたのでした。しかもどっちのチームもそれぞれの大会優勝後にスタメンとして活躍していた選手(ポルトは監督までも!)が引き抜かれていたりして、今大会は正直なところあまり注目されていませんでした。だからチケットもらえたのかも。レアル対ボカならもらえないよなー。
しかし試合がはじまってっみるとFCポルトがタイトなプレスでボールを支配して、ルイス・ファビアーノデルレイ、そしてマッカーシーらが立て続けにゴールを襲っていたのですが、オンセのゴールキーパーエナオが悉く防ぎ、得点には至りませんでした。途中ポルトのキーパーが試合とは関係ないところでぶっ倒れて担架で運ばれたり(後から聞いた話では極度の緊張によるものらしい)、ポルトのシュートが信じられないぐらいバーに当たったのと信じられないようなエナオの活躍とポルトジエゴ他のキックに比べてオンセのセンタリングが信じられないぐらい精度が低かったのが印象的でした。結局オンセは粘って延長→PK戦までもつれこみましたが5人目で外してしまったのがひびいてオンセは負けました。試合そのものは大してハイレヴェルでもなかったように思いますが、エナオの献身的なプレーとオンセ・サポーターが素敵だったので楽しかった。とりあえず今後はエナオがいたらコロンビア代表を応援してみよう。
それからMVPはマニシェになったみたいですな。こぼれ球拾ってミドルはよかったけどPK外してたし、ここは一つマッカーシーにあげるといいと思った。