2010-12-30から1日間の記事一覧

ウッドストック行最終バス

これを読んだのはかなり前だと思うけども感想を書いてなかった。「キドリントンから消えた娘」と同じ作者で感想もほぼ同じ。ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: コリンデクスター,大庭忠男出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1988/11/01…

10ドルだって大金だ

私の短編小説への評価は、つまるところ星新一を越えるか越えないかだということに最近気がついた。もちろん星新一の作品は数が多い(1000編以上!)ので、どれか1つということは言えないし中には大して面白くない話もあるんだろうけども、それは忘れているだ…

狗神

40代にさしかかっていろいろと人生を諦めていた女性が、突然現れた男性と恋に落ちたらさあ大変、悲劇のはじまりだ!という話。 もともと怪しい話が好きな私は犬神筋について知りたいと思っていたのだが、その関連で見つけた本。といっても結構有名な小説らし…

皮膚の下の頭蓋骨

ミステリにおいて、悪は必ず露見し成敗されるものと相場が決まっている。そうでなければ探偵がするどい推理を披露して事件を解決することができないからだ。が、この作品における悪は成敗されない。したがってミステリ的にはスッキリしない。全くスッキリし…

2010年に読んだ本

このところ忙しかったので読んだ本がたまっていたのだが読んでいない本はもっとたまっている。積読はお楽しみが用意されているということで何度眺めても楽しいのだけども、やはり本は読まなければ面白さがわからないので次回の船便で送ってもらう本は少なめ…