護憲論者の言うことは攘夷を叫んでいた人たちと同じだ！ということを丁寧にわかりやすく説明した本。幕末の流れを把握しやすい。「逆説の日本史」と比べると筆者がすごく抑えて書いているのがわかって、笑える。攘夷と護憲[歴史比較の日本原論]作者: 井沢元…

日本地図に残った歴史の変遷。面白いのもあったけども、地形という明らかなかたちに残っている時点で「地図だけが知っている」わけではなく、地図からわかることは見逃しがちなことに過ぎないわけで、唸らせられるほどの驚きはなかった。地図だけが知ってい…

アルファベット順に起きる殺人事件。久しぶりにヘイスティングスが出ているだけでなく、カットバックというのか話が二つの視点での同時進行だったりして盛り沢山の印象。 ポアロを普通の人に勧めるとよく展開の遅さが気に入らないと言われ、その度に殺人事件…

突然の訪問者に「自分は殺人を犯したかもしれない」という謎の独白のみを手がかりにポアロがあったかもしれない事件に挑む。 わかっている事柄が少ないため、事実と事実を結ぶいわゆるミッシングリンクを探すことに本編の多くが割かれているので、もやもやし…

アンパンマンと日本神話が似ているね、という本。そもそも日本神話の型は大方の日本人の頭の中に刷り込まれているので似ていても不思議はない、というか似て当然と思うが、その点を差し引いてもまあ面白い比較だった。日本神話とアンパンマン (集英社新書)作…

予想を覆して3桁達成。102冊。