2006-12-12から1日間の記事一覧

古本綺譚

阿佐ヶ谷の古本屋「芳賀堂書店」店主・出久根達郎のエッセイ。のんびりとした感じで古本屋の日常を読める。私の地元が隣の高円寺ということもあり勝手に親近感が沸くというのもあるが、あの辺りは何をしているかわからないおっさんが多いので現実味があると…

夜のかくれんぼ

星新一のショートショートはそれぞれもう何度読んだかわからない私ですけれどもこの本に収録されている「一家心中」「幸福の公式」「うすのろ葬列」あたりが特に好き。ところで「夜の」をつけるとなんでも淫猥なひびきになるという話があるが「夜の大捜査線…

日本の昔話

知っている話も知らない話もあって楽しいがやはり昔話は落ちがついて教訓がついてしまい、なんだかしっかりと因果応報になっているので逆にしっくりしない。むしろ最近ネットで見つけて読んでいる宇治拾遺物語とかの方が理不尽な話が多くて良い。日本の昔話 …

孟嘗君1〜5

中国春秋時代?の名相・孟嘗君のお話。宮城谷昌光の本は初めて読んだが前半は孟嘗君とは別の話で、というか出てきてはいるし面白いのだが、主人公は育ての親で一体いつになったら孟嘗君が出てくるのかと勝手にハラハラしていたが5冊目にはいる頃からトントン…

どうでもいい話

出勤途中にやたらとネズミが轢かれているのを見た。こちらではネズミがたくさん死んでるのを見た日はラット・デーと言ってあまりココナッツを飲まないようにしているらしい。というような習慣があったら面白いなと思ったがよく考えたらあまり面白くないので…